これはうつ病?
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うつ病の症状

風邪を引けば熱や咳、鼻水が出る・・・というように、うつ病もさまざまな症状を引き起こします。ただ、少し違うのは「ココロ」と「カラダ」の両方に症状が出るということです。そう、ココロとカラダは切っても切れない関係といえます。特にこれといった原因がないにも関わらず、次のような症状が2週間以上も続くようであれば「うつ病」を疑ってみてください。

どんな症状があるの?

鬱病の症状は「ココロ」と「カラダ」の両方にあらわれます。カラダの症状はココロの症状に比べるとわかりやすいものですが、うつ病が原因でカラダの症状が起きているとは思わず、断定されにくいものです。また、カラダの症状には色んなタイプがあるだけでなく、不眠と頭痛、食欲低下など、複数の症状が折り重なって見られることも少なくありません。そして、このような症状があるにも関わらず、病院で検査をしても原因がわからない・・・ということがよくあります。

こんな症状ありませんか?

抑うつ気分

  • 気分が落ち込む
  • 憂鬱
  • 悲しい気持ちになる
  • なんの希望もない

思考力の低下

  • 集中力が低下し、仕事の能率が落ちる
  • 些細な決断ができない
  • 注意力が散漫して、人の言うことがすぐに理解できない

意欲の低下

  • 今まで好きだったことや趣味に対してやる気が出ない
  • 友人や家族と話すのが面倒なうえ、つまらない
  • 何をするのも億劫で、やる気がしない
  • テレビや新聞を見ても面白くない
  • 身だしなみやオシャレに関心がわかない
  • 不安や焦燥感でじっとしていられない
  • 毎日の生活に張りが感じられない

睡眠異常

  • 眠れない
  • 夜中に何度も目を覚ます
  • 朝、目覚ましよりも早くに目が覚める(早朝覚醒)
  • 寝た気がしない

疲労・倦怠感

  • カラダがだるい
  • 疲れやすい
  • 疲れがとれない
  • カラダが重い

食欲の低下

  • 食欲がない
  • 食べるのが億劫なうえ、何を食べてもおいしく感じない
  • ダイエットをしていないにも関わらず、体重が1ヶ月で数キロも落ちる

ホルモン系の異常

  • 生理不順
  • 性欲の低下
  • 勃起の障害

その他の症状

  • 頭痛、頭重感
  • 肩、背中、四肢関節などさまざまな部位が痛む
  • 便秘や下痢
  • 動悸
  • 胃の痛み
  • 発汗
  • 息苦しさ、窒息感

なぜ、カラダの症状が出るの?

うつ病では気分の落ち込みなど「ココロの症状」に加えて、カラダの症状が現れます。それを「鬱病」とは思わず、カラダに異常があるのでは・・・と考えて、内科などを受診するケースも少なくありません。実際に、うつ病患者さんの半数以上が初めて病院へ行くときに精神科ではなく、内科を受診していたという報告があります。そもそも、なぜうつ病でカラダの症状が現れるのでしょう? 私たちの「ココロ」と「カラダ」はつながっていて、切っても切り離せない関係にあります。心配事があれば胃がキリキリしたり、緊張すると胸がドキドキしたりするよう、うつ病で生じるココロの不調がカラダにもあらわれているのです。また、うつ病は気分の不調をきたすだけでなく、自律神経系や内分泌系、免疫などに影響を及ぼし、これらが複雑に絡みあって、色んなカラダの症状が現れると考えられています。さらにはうつ病を発症すると不安になりやすく、物事をマイナスにとりやすいがために、普通だったら見過ごす程度のカラダの不調も、とても大きく感じてしまうのです。


「うつ気分」と「うつ病」の違い

単なる「気分の落ち込み」と「鬱病」を見分けるには、まず“どのくらい長くウツ状態が続いているか”がポイントです。ちょっとした気分の落ち込みであれば2〜3日もすれば回復し、カラオケや飲み会などで気晴らしをすることで憂鬱な気分も吹き飛ぶでしょう。しかし、うつ病では憂鬱な気分が2週間以上も続き、何をやっても「気が晴れる」ことはありません。仕事や日常生活にも支障をきたし、さらにはカラダにも色んな症状があらわれてきます。うつ病は早期発見および治療が大切とされているので、まずはこの違いをしっかりと把握しておきましょう。

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