これはうつ病?
うつ病と似ている病気
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うつ病の治療法

うつ病は「不治の病」とは違い、治る病気です。あれこれと気にしすぎず、まずは治療に専念できる環境をつくりましょう。

うつ病は治る!

鬱病になったからといって、悲観的になることはありません。この病気は治療法が確立されているため、治療すれば治る確率の高い病気とされています。しかし、心の問題だから気力で治る・・・と思っていたら大間違いです。うつ病は心の病気であるのと同時に、脳のトラブルにも原因があります。そのトラブルを治す薬があるので、早めに病院を受診し、きちんとした治療を受けることが大切です。


病院へ行こう!

うつ病かも知れない・・・と思ったら、早めに受診することが大切です。うつ病を専門に診てくれるのは精神科や神経科、心療内科、メンタルクリニックなどがあり、一部の内科でも相談にのってもらえます。精神科や神経科と聞くと、どうしても「特別な病院」というイメージを抱いてしまいがち。でも、受診の流れは一般の診療科と何ら変わりません。まずは、気軽な気持ちで病院に足を運んでみましょう。

医師に聞かれること

  • どんな症状があるか
  • 症状はいつ頃から始まって、どのように経緯しているか
  • 何か思い当たるきっかけはあるか
  • 症状が出てからの生活の変化
  • 症状が出る前に起こった身辺の変化
  • 仕事や家族関係、人間関係におけるストレス
  • どんな性格か
  • 嗜好品(酒やタバコなど)の量、服用している薬の種類など

どんな治療をするの?

うつ病の治療には、「休養」と「薬」が必要不可欠です。しかし、治療を始めたからといって1日で治るわけではなく、一気に快方に向かうというものでもありません。たいていの場合は一進一退を繰り返しながら、徐々に快方へと向かっていきます。少しよくなったからといって、自己判断で治療をやめてしまうのは危険です。ゆっくりと、気長に治療を続けましょう。

休養

まずはゆっくりと休むことで、疲れきっている心と体をリフレッシュさせます。この期間は家で何もせず、ゆったりとして過ごすことが大切です。鬱病の患者さんは「常に何かをしていなければならない」「休むことは罪だ」と考えるタイプの人が多いため、なかなか休もうとしません。休養することで心のガソリンを十分に補給すると、治療効果も上がります。十分な休養をとる場所がない場合は、軽症であっても入院を勧められることもあるほどです。

精神科の薬に対して抵抗感を持っている方もいるでしょう。しかし、うつ病は他の病気と同様に投薬治療が有効であり、それによって身体の中の異常を修正する必要があるのです。「副作用がこわい」という人もいるかも知れませんが、現在主流になっているSSRIやSNRI(うつ病の薬参照)などの薬は比較的副作用が少なく、依存性もありません。早いうちから、きちんと服用することが治療のポイントとなります。

精神療法

認知療法

精神的に辛い状態が続くと、「何をやってもうまくいかない」などと極端に悪い方向に考えてしまいがちです。そこで、自分自身を苦しめている考え方の歪みを修正していきます。物事の考え方や捉え方を変え、さらに現実に適応するための考えを持つようにすることで、気持ちを楽にしていこうとする方法です。

行動療法

うつ病になると生活習慣が乱れ、それによって精神症状が悪化している患者さんも多くみられます。このような悪循環を繰り返さないためにも生活計画を立て、少しずつ改善していき、最終的には自分が主に従事している事柄(仕事や勉強、家事など)を通して充実感がもてるようにすることが大切です。

対人関係療法

重要な人との関わり合いに注目し、人間関係の問題点を整理していきます。さらに、関係を改善するためにはどのようなコミュニケーションを図ればいいのかなどの具体的な方法を考え、これまでの対人関係の問題点を修正していく治療法です。


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